脳梗塞による右片麻痺と高次脳機能障害で障害厚生年金1級、年間約217万円を受給できたケース
2025年4月15日
相談者
印西市・男性(30代・会社員)相談時の相談者様の状況
ご本人はグループホームに入所中。奥様と面談させていただきました。
相談から請求までのサポート
脳梗塞による肢体の障害は大抵、障害認定日は初診日から6ヶ月経過後になります。今回も同様の手続きを予定していましたが、それができませんでした。
当時、入院していたリハビリ病院は頑なに診断書の作成を拒否。
理由は「退院後、一度も当該病院を受診していないから」という何とも納得のいかない内容。
しかも、身体障害者手帳の診断書に記載されている障害固定(推定)日は退院日の8月末日。
退院日に測定するでしょうか?
その点についても病院に問い合わせしたものの、明確な回答はいただけませんでした。
やむなく後日、初診の病院に事情を説明し測定・診断書の作成を依頼しました。
また、高次脳機能障害の障害認定日である1年6か月後から3か月以内の時点での診断書も合わせて作成していただきました。
結果
障害厚生年金1級、年間約217万円を受給することができました。それにしても納得いかないのが、リハビリ病院です。
今回のケース以外にも多くの病院(特にリハビリ病院)で退院後、診察・リハビリに来ていないから診断書の作成を拒まれるケースが非常に多く見られます。
お金にならない1度の測定と診断書の作成だけの患者はNGということでしょうか?
唯一の救いは高次脳機能障害の障害認定日請求と肢体の障害の併合認定1級が認められたことだけです。
非常に悔しい案件です。