うつ病とアルコール依存症で障害厚生年金2級を取得、年間約156万円を受給できたケース

2017年12月15日

相談者

習志野市・男性(40代/無職)

相談時の相談者様の状況

アルコール依存症が重症化して治療入院直前に相談を受けました。10数年前からうつ病から二次障害としてアルコール依存症を患っていました。会社員時代も憂鬱気分がひどく、勤務時間中にもアルコールが手放せませんでした。うつ状態が悪化したため、仕事を退職し自宅に引きこもり、コンビニへアルコールを購入しては飲酒を繰り返していました。このままでは将来が心配だと入院治療を決断し、障害年金についても検討したいとのことでした。

相談から請求までのサポート

問題が山積していました。①初診が古く、”受診状況等証明書”を取得するどころか、どの病院が初診かもわからない状態でしたので、初診に近いと思われる数件のクリニックにカルテ開示をして、初診の病院を見つけ出し、受診状況等証明書も作成していただきました。②うつが原因でアルコール依存症になったのか?アルコール依存症が原因でうつ病を発症したのか?後者であれば、年金の受給は無理であろうと推測していたところ、当初のカルテにうつ病を紛らわすために飲酒をしていた旨が判明し、その資料を添付しました。

結果

障害厚生年金2級(年金支給額約156万円)を取得しました。