両変形性股関節症による人工股関節置換で障害厚生年金3級、年間約59万円を受給できたケース

2021年5月14日

相談者

香取市・女性(50代/会社員)

相談時の相談者様の状況

人工股関節の置換術を実施し、リハビリ中。
同様に手術をされた方から、障害年金の請求について社会保険労務士に依頼した方が良いと聞いて、ご連絡いただきました。

相談から請求までのサポート

請求手続きにあたり2つの課題がありました。

①相談者は幼少期に通院していたこと。
内容を確認したところ、幼少期の歩行姿勢がおかしいことを親戚の方が気付かれ、地元の病院で矯正・リハビリ訓練をしたことで小学校入学前には全く問題なく生活できるようになっていたとのことでした。

②受診状況証明書に本件と全く関係のない通院歴が記載されており、審査の際に誤解が生まれかねなかったことです。

そこで、①については幼少期のことについては事の経緯について詳細を記載し、社会的治癒が成立していたこと。
②については直接病院に伺い記載内容が今般の変形性股関節症と関係ないことを確認のうえ、訂正していただきました。
請求手続きの際には上記の内容について申立書を作成し提出しました。

結果

障害厚生年金3級、年間約59万円を受給することができました。

人工股関節置換後の回復期間は人によって長くかかることもあります。
ご本人は地道にリハビリに取り組まれております。
少しでも早く復職されることを祈念いたします。