末期腎不全による人工透析で障害厚生年金2級、年間約125万円を受給できたケース

2021年2月15日

相談者

印西市・男性(50代/無職)

相談時の相談者様の状況

人工透析を開始されてからすでに2年以上経過しておりました。
たまたま、隣で人工透析をされていた方から障害年金について教えてもらい、ご相談に至りました。

相談から請求までのサポート

腎不全の原因は糖尿病で初診から年数が経過しており初診日の証明に労しました。

当初の受診状況等証明書に書かれた年月日では保険料の納付要件が認められないという事態でした。
しかし、証明書の内容に違和感を感じ再度確認したところ初診の大学病院では複数の科にかかっていたことが判明。
何と2番目の科を初診日とされてしまったことが判明。そこで再度、最初の科の証明書を作成依頼したものの内容不十分。
そこで紹介状を持参し、転院した2番目の病院の受診状況等証明書と紹介状をを請求しました。

結果、最初の病院への受診の経緯や年月日等の詳細が記載されており、納付要件も問題ないことが判明しました。

結果

障害厚生年金2級、年間約125万円を受給することができました。

明らかに初診の大学病院のずさんな、書類管理・対応が招いた結果です。
大きな病院ほどカルテ等の管理が科ごとに連携していないケースがあります。
同じ病院でも複数の科を受診していた場合はこのようなことも起こり得ます。

今回のケースは一個人では無理であったと思われます。