脳出血による右片麻痺と高次脳機能障害で障害厚生年金2級、年間約165万円を受給できたケース

2019年7月15日

相談者

茂原市・男性(40代/会社員)

相談時の相談者様の状況

脳出血の影響で右半身の運動機能に問題があり、足には補装具、手は麻痺から靴紐も結べない状態でした。また、高次脳機能障害から会話に時間を要する状態で勤務先でも電話等は免除されているとのことでした。

相談から請求までのサポート

当初は遡及請求を検討していましたが、発病から約9年経過しており障害認定日当時の通院先にカルテが残っていなかったため、やむを得ず、事後重症に変更しました。 また、ご本人は発病時は都内にお勤めでしたが、病気を機に徒歩圏内の営業所に転勤となりました。一般就労ですが、待遇は大きく低くなってしまったことを確認しました。 請求にあたり、現在の整形外科で肢体の診断書と精神の診断書を依頼しましたが、医師が精神の診断書について難色を示したため、記入例を用意して、再度お願いしたところ記入いただけました。受け取りは当職が直接伺い、その場で確認し数か所の訂正をその場でしてもらうことができました。

結果

障害厚生年金2級、年間約165万円を取得することができました。 一般就労で勤めておりましたので、2級相当の診断書でも3級になってしまうことが心配の種でしたが、無事に2級が認められて何よりでした。お医者様のご協力のおかげで最善な結果が得られたと思われます。 まだ、中学生のお子様もいらっしゃるので、ご本人にも無理せず頑張っていただけると嬉しく思います。