軽度精神遅滞で障害基礎年金2級、年間約80万円を受給できたケース

2023年7月14日

相談者

栄町・女性(30代/無職)

相談時の相談者様の状況

小中高校は普通学級に在籍したが、学力・コミュニケーション能力ともに支障あり。
高校卒業後、就職したが適切な業務は困難。その後も転職を繰り返していた。

不安症を発症し、初めて心療内科を受診したところ知的障害であることが判明。
以後は就労継続支援事業所B型に通所中。

相談から請求までのサポート

相談施設からのサポート依頼があり、面談させていただきました。

こちらの案件は依頼を受けたのは約1年前でした。
ご家族に資料等の内容確認をお願いしてもその都度、時間がかかりました。

何度も相談員と連携することで、ようやく請求手続きに至りました。

結果

障害基礎年金2級、年間約80万円を受給することができました。

今回のケースのように小中高と普通教育を受け、一般就労で挫折を繰り返す方の中で精神疾患を患う方もおります。
幸いにも、この方は精神疾患の治療の過程で知的障害が判明するケースも少なくはありません。

特に30歳以上の方の場合は今ほど知的障害や発達障害を母子健診等で指摘されないままの方も多くおります。
ご家族の方でもし少しでも違和感を感じた場合は1度、知能検査を受けてみるのも大切です。