うつ病で障害基礎年金2級、年間約78万円を受給できたケース

2021年8月13日

相談者

山武市・女性(30代/会社員)

相談時の相談者様の状況

障害者枠で就労中の方からのご相談でした。

中学生の時に発病し高校卒業後、専門学校に進学しましたが退学。
障害者職業センターの訓練を受け、現在の勤務先に約10年勤務しております。

相談から請求までのサポート

最大の難関は高校卒業直後に1度だけ、受診した精神科クリニックについて詳細不明だったことです。
しかしながら、”高校卒業直後”という重要ワードがありました。
”高校卒業直後”ということは一般的に18歳です。つまり、二十歳前障害であり年金の納付要件は不問です。

そこで2番目のクリニック、現在の病院に確認をとったところ共に初診時のカルテに高校卒業直後に初診と記載がありました。
この内容を年金機構への請求手続きの際、別途、申立書を作成・添付いたしました。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

当初は困難な案件かと思われましたが、とある一言から状況が一転しました。
ご本人が嘘偽りなく、ありのままの経緯を転院先に伝えていたことが良い結果に結びつきました。

※最近は年金の納付要件が未達のため、自分の都合の良い時期・病院を初診ですと虚偽申告される方が散見されます。
虚偽申告は不正です。