中等度精神遅滞で障害基礎年金2級、年間約80万円を受給できたケース

2023年6月15日

相談者

佐倉市・女性(20代/会社員)

相談時の相談者様の状況

就労移行施設からの相談案件です。

面談時はスーパーのレジ担当をしていました。
お客様からの質問や依頼に対応できず、トラブルになることもあったそうです。

相談から請求までのサポート

小中学校では知的障害の可能性を指摘されたものの、親御様が認めることができず普通学級に通われてました。
ただし、中学では科目によっては特別支援学級との併用をしてました。

高校は通信制高校。卒業後はアルバイト等をしたもののその都度、マルチタスクができない。
同僚やお客様とのトラブルが絶えず転職を繰り返しておりました。

26歳で初めて知能テストを受けたところ、中等度精神遅滞が判明しました。

結果

障害基礎年金2級、年間約78万円を受給することができました。

障害年金を受給する際の第一歩は、自分(もしくは親御様)の障害を受け入れることです。
障害を認めたくない気持ちも大変よくわかりますが、そのような状況での障害年金の請求は好ましくありません。

本件ももっと早くに検査を受け、障害を受け入れていれば仕事でのストレス過多や障害年金の請求も可能でした。

現在は障害者枠で再就職されており、一安心です。